人を楽しませる気持ち

介護施設に勤める人には、人を楽しませたいという気持ちが不可欠です。
それは介護施設ではレクリエーションがメインに行われているため。
人の世話をするのが好き、高齢者と接するのが好き、という人でも適性はありますが、同時に人を楽しませるのが好きなタイプであれば尚更適性があると言えます。

特にまわりの人と一緒に楽しめる趣味があると仕事に活かせます。
例えば楽器。
ピアノやギターが演奏できると、それを利用者の方々に聞かせてあげることができます。
楽器以外にも折り紙や料理など、あらゆる趣味がレクリエーションに活かせる可能性があります。

利用者の方々を楽しませられるような趣味があれば、面接でアピールしましょう。
趣味がレクリエーションにつなげられることから、介護施設の採用面接でも「趣味はありますか」という質問をされる場合が多いです。
その際、「こうした形で利用者を楽しませることができます」と、自分の趣味と施設でのレクリエーションを繋げる提案ができると、より採用者に好印象を持たせることができます。
採用面接を受ける人には介護職経験者もいますが、たとえ未経験者でも人を楽しませられるタイプだと判断されれば入職できる可能性はあります。

利用者の中には親族の希望で仕方なく施設に滞在している方も少なくありません。
そうした方々のためにもレクリエーションは重要な役目を持ちます。
ポジティブな気持ちになってもらうには、人を楽しませるスキルを持ったスタッフが欠かせません。